我慢しないでと伝えたい

ご自身の更年期症状に気づいたきっかけは?

47歳のある日、生理の出血が止まらなくなりました。1週間経っても続き、立っていられなくなってようやく婦人科へ。診断は「重度の貧血」。そのまま入院になりました。その頃から汗も増え、物忘れもひどくなっていました。1時間前まで覚えていたことがふっと抜け落ちるように忘れてしまう。

「私、認知症なのかな」と不安で脳神経外科にも行ったほどです。仕事中にも記憶が飛ぶことがあり、自信をなくしました。何が起きているのか分からないまま、落ち込みの悪循環に陥っていたと思います。

後からそれが更年期の症状の一つだと知り、「もっと早く知っていたら、こんなに頑張らずに済んだのに」と思いました。

試したケアと治療

ご自身で試したケアや治療について教えてください

市販薬を服用してみたが効果実感できず・・・最初は市販のサプリや漢方などを試しました。1〜2年ほど続けましたが、効果を実感できず終わってしまいました。

その後、産婦人科で漢方を処方されましたが、じっくり話を聞いてもらえる雰囲気ではなく、「更年期診療ってこんなものかな…」と諦めかけていました。

50歳の時に起きた出来事がきっかけ

MYLILYとの出会いについて教えてください

50歳の夏、突然両膝の内側に強烈な痛みが走りました。朝起きても、車を降りても、歩くだけで膝と足の裏がズキズキ。「リウマチかな?」と思いましたが、同時に汗も止まらなくなっていて、検索していくうちに「更年期障害」という言葉に行き着きました。

「膝の痛み 更年期 50代」で検索すると、同じように悩む人がたくさんいて、"こんなところにも更年期症状が出るの?"と驚きました。ただ、私は福島県の郊外に住んでいて、更年期を診てくれる婦人科がとても少ない。

「どうしよう…」と思っていた時に出会ったのがMYLILY(マイリリー)でした。"更年期専門オンライン診療"と書いてあって、「こういう選択肢もあるんだ」と思い、勇気を出して申し込みました。

やっと自分の体が戻ってきた

マイリリーの診療を受けてみてどうでしたか?

初めてのオンライン診療は、正直とても緊張しました。顔も知らない先生に症状を話して、本当に理解してもらえるのかな?薬を出されて合わなかったらどうしよう?そんな不安もありました。

でも、画面越しの先生はとても親身に話を聞いてくださって、「それはつらかったですよね」と共感してくれる言葉にホッとしました。更年期専門で診ているからこその安心感と信頼感がありました。2回目の診察では違う先生でしたが、どの先生も同じように寄り添ってくれるのが印象的でした。ホルモン補充療法を始めてから、嘘のように膝の痛みが消えていきました。

「やっと自分の体が戻ってきた」──そう感じた瞬間でした。

「自分を労わる」ことの大切さに気づけた

更年期を通じて気づけたことはありますか?

一番大きかったのは、「自分を労わる」ことの大切さに気づけたことです。今までは「ちゃんとしなきゃ」「頑張らなきゃ」と自分を縛っていたけれど、不調を経験してから「もっと緩く生きてもいいんじゃない?」と思えるようになりました。

「これじゃなきゃダメ」と思っていたことを少しずつ手放していくと、心も体も軽くなっていくんです。更年期は、そんな"生き方を見直すきっかけ"なのかもしれません。

若い頃の自分に伝えたいことはありますか?

無理はできるけど、無理は祟る。

これは無理だなと思うことは、無理をしてやらなくてもいい。若い頃の自分にそう伝えたいです。「やらなくても大丈夫」と言ってあげたい。

誰かにそう言ってもらえるだけで、少し肩の力が抜ける気がします。

これからの更年期

今後、どんな更年期を過ごしたいですか?

「空気のような更年期」を過ごしたいです。

空気って、特別に意識しなくてもそこにあって、必要なもの。でも、意識していないくらい自然な存在ですよね。

更年期も、そんなふうに「あるけど気にならない」存在であってほしい。意識せず、いつもの自分でいられる。そんな更年期を、これからの女性たちにも過ごしてほしいです。

これから更年期治療を始める方へ

これから更年期治療を始める方へメッセージをお願いします

更年期は、誰にでも訪れる自然な変化です。だからこそ、「我慢しないでほしい」と伝えたい。私自身も、膝の痛みや物忘れで不安になり、たくさん悩みました。

でも治療を始めてから、「あの時の私は本当に頑張っていたな」と思えるようになりました。症状が軽くなるだけで、心も前向きになります。

ひとりで抱え込まずに、どうか一歩踏み出してみてください。